国会議事堂
建物図解
1920年(大正9年)1月に着工、17年の歳月をかけて1936年(昭和11年)月に完成。当時の建物としては日本一の高さを誇り、永田町の高台に美しいみかげ石で装われた議事堂が「白亜の殿堂」と賞賛されたという。同年12月24日に召集された第70…
国会議事堂には「なるほど」と思える意外な見どころがたくさん。衆参両院のそんな見どころを取材し、こくみんうさぎと紹介します。
国会見学の際にはこのページを片手に国会トリビア探訪を楽しんでみては?
国会議事堂
1920年(大正9年)1月に着工、17年の歳月をかけて1936年(昭和11年)月に完成。当時の建物としては日本一の高さを誇り、永田町の高台に美しいみかげ石で装われた議事堂が「白亜の殿堂」と賞賛されたという。同年12月24日に召集された第70…
国会議事堂
国会見学者数は衆参合計で年間約86万人(平成30年)。
国会議事堂
47都道府県の木が植えてあります。
国会議事堂
1881(明治14)年10月12日に国会開設の勅諭が発せられた後、議事堂建設の機運が高まり、86年2月、内閣に臨時建築局が設けら…
本会議場
参院本会議場の傍聴席側の中央にある天皇・皇后両陛下の御傍聴席。
本会議場
本会議場を囲む記者席の側面にはさまざまな職業を象徴するレリーフが。身分の差などくすべての国民、職業の代表が平等に会する場であると…
本会議場
記者用投函ポスト。かつて本会議場記者席で作成した原稿や撮影した写真のフィルムを投函したポスト。地下で待つ人が受け取り、新聞社へ走…
本会議場
本会議場天井にあるペンダントライト。ペンダントライト1本ごとにワイヤーでつながれていて、電球の取り換えはワイヤーを伸ばして本会議…
本会議場
本会議場天井のステンドグラスには安全対策のネットが張られている。「これでは網目が大きすぎて効果がない」との指摘で、さらに網目の小…
本会議場
本会議場入り口付近にある電話ボックス。かつては内線電話をかけるのに使用。携帯電話の普及で不要論もあるが「聞かれたくない」携帯通話…
本会議場
本会議場入り口横にある議員専用酸素ボックス。議論がエスカレートして興奮した国会議員が呼吸困難に陥ったときなどに吸うための酸素ボン…
本会議場
傍聴席は椅子席のほかに立ち見スペースがあり、立って見ることもできる。
本会議場
傍聴席の椅子が窮屈な感じがするのは昭和初期の日本人の平均的な背丈に合わせて設計されたものだから。背もたれ部分が直角に近いのはかつ…
本会議場
衆院本会議場の議員席の下には防災ヘルメットが入っている。地震などでステンドグラスが割れてもこれで身を守れるということで設置された…
本会議場
議長席正面の壁面は布張りになっている。これは議場での議員の声が反響しないように考慮したものと言われている。同時に声が行き届くよう…
中央広間
中央広間の壁の四隅には日本の四季「吉野の千本桜、夏の十和田湖、奥日光の紅葉、日本アルプスの冬景色」をイメージしたとされる壁画が。…
中央広間
中央広間は議事堂で一番高い中央塔の真下にあり、2階から6階までの吹き抜けになっていて天井までの高さは32.62メートル。これは法…
中央広間
中央広場を彩るステンドグラスはイギリス製。色ガラスを縁取る部分が鉛製なのがイギリス流で、ちなみにアメリカ流は銅板。建設当時、大が…
中央広間
中央広間天井のマスの部分だけで50畳ほどの広さがある。この上にGHQがダンスパーティに使った等々諸説あるホールが。さらに中央塔最…
中央広間
中央広間には議会政治の基礎を作ったとされる板垣退助、大隈重信、伊藤博文の銅像。 四つ目が台座だけなのは「将来への持ち越し」「政…
中央広間
「議事堂内で化石発見!」中央広場に使われている沖縄県から運ばれたサンゴ石灰岩には巻貝の化石が。カットして使われているので柱の窪み…
中央広間
中央塔4階のステンドグラス裏の国会4階部分には国会図書館分館があり、地方紙を含む新聞各紙はじめ多くの書籍が揃っている。
御休所
御休所前の廊下から中央玄関へ続く階段手前にある可動柵。開会式の日に天皇陛下をお迎えするときにだけこの可動柵が外され、玄関へと続く…
常任委員長室
常任委員長室は安土桃山時代の建築様式が随所に。天井、蝶つがい、絹を張り巡らせた壁面など、建築技術の粋を極めている。かつてはテーブ…
衆院正面玄関
衆院正面玄関に並んで建つ尾崎行雄像と三木武夫像。最初は尾崎像だけだったが、三木の衆議院議員在職年を機に二つの胸像が並ぶことになっ…
参観ロビー・庭
参院議長の机の右手に置いてある木槌。本会議を始めるときに議長がトントンと叩いて開始を知らせ、議場の議員に静粛を求める。参院だけで…
参観ロビー・庭
明治時代に貴族院議場に置かれていた御椅子。開院式のときに天皇陛下がお座りになった。参院参観ロビーに展示。
参観ロビー・庭
中庭にある池の中央部分は本会議場と地下で繋がり外気取り入れ口となっていた。水を吐き出している獅子頭の顔はすべて違う表情となってい…
廊下
衆院の火災報知機。「火災の時はガラスを破り...」と右から左への表示が時代を感じさせる。現在も現役で活躍中。
廊下
参院側は「今どき」の火災報知器。デザインも見慣れたタイプ。
廊下
国会議事堂廊下には昭和初期の最新真空除塵設備がある。いわゆる掃除機の吸い取り口。ここにホースを取り付け、地下のスイッチをオンにす…
廊下
米国製のポスト。投函すると地下まで郵便物は落下し、土日を含め集荷される。建物内のこのポストは特許が壁になり国産にできなかったので…